スピリチュアルを否定する日本人
「スピリチュアル」を否定する日本人
「スピリチュアル」を否定する日本人について、少し考察してみたいと思う。ちなみに、欧米では、普通に「スピリチュアル」の価値観を受け入れている傾向があり、様々な分野で取り入れられている傾向にあるのだ。
日本人は、他国よりも心に対して意識が高い民族だと思われがちであるが、実際の話は、逆に、心に対して意識が薄い人々が現れやすくなっている。
「スピリチュアル」について、受け入れている傾向は、10人に対し1人ぐらいではないであろうか。
「スピリチュアル」的な見方として、「スピリチュアル」に限らず、物事を求めるのは自分にとって必要なものを求めるものであり、「スピリチュアル」について求める必要性がない状況においては否定する人々も現れやすくなるであろう。
ただ、日本の歴史として、「スピリチュアル」を否定する日本人が現れやすくなるのも必然的な話かもしれない。
日本では、第二次世界大戦で敗戦し、戦争に足を運ばせた原因が教育にあるとの考え方が現れた。
子供に対して、心の在り方の教育を与えるのが良くない風潮も現れ、左派の教員が多く採用される傾向も現れた。
心の教育と言えば、戦争は良くないのみの価値観になりがちになったのではないであろうか。
学生運動時代は、共産主義の過激派が人々を殺す姿が現れた中、その結果、心の在り方を問う学生運動が消え去り、これもまた、心に意識を向ける姿が薄い価値観が現れたものであるであろう。
そして、もっとも、「スピリチュアル」を否定する日本人が現れやすい原因、それは、オーム真理教が起こした最大の犯罪の出来事が日本の歴史に存在する。
若者の中では、この経験がない若者も増えているかもしれないが、多くの日本人が強く衝撃を受けた出来事でもあり、「スピリチュアル」と聞けばオーム真理教を想起する人々もいるであろう。
「スピリチュアル」を否定する日本人、「霊格が低い」原因
「魂の成長」、このブログでは何度も話をさせていただいているが、知識の成長が知識の一つ一つの「気づき」であり、心の成長である「霊格の成長」も同じく、心からの一つ一つの「気づき」である。
「霊格」が高まれば、精神的な意味で存在力が高まり、他者の心を満たす創造力も高まり、心の気づきが多い分だけ物事を見る視野も広がりやすくなる。この話は、難しい話ではなく精神的な意味で「大人」になる話だ。
「霊格が低い」とは、精神的な意味で存在力が弱く、「他者の心満たすよりも自分の心が満たされたい気持ちを優先」になりがちであり、心の「気づき」が少ない分だけ物事を見る視野も狭くなりがちになる。この話も、難しい話ではなく精神的な意味で「子供」だ。
先に話した、日本の歴史の原因も影響として存在する話であるが、日本人は、心からの一つ一つの「気づき」に価値を置く傾向が弱く、「霊格が低い」大人が現れやすくなっている。
他者の心よりも自分の心に意識が高まりやすく、その結果、心に携わる「スピリチュアル」に否定的な人が現れやすくなるのも当然だ。
「スピリチュアル」を否定する日本人、欧米との違い
「スピリチュアル」を否定する日本人、欧米との違いの違いが存在する。
欧米では、家族の団欒を大切にする傾向があり、会話としてのコミニケーションを大切にする傾向がある。親は、子供に対し心からの一つ一つの「気づき」を与える傾向もあり、「霊格が高い」大人も現れやすくなるのだ。
日本人は、「農耕民族」であり、割と、周りの人々とは価値観を共有する傾向があるであろう。欧米では、個人の独自の考えを大切にしている傾向があり、そこには心からの一つ一つの「気づき」による個性も現れやすくなる。
また、アメリカでは、大統領が決まった際、聖書に手を当てて宣言する姿がある。
アメリカの中でも、無神論者がいる姿もあるが、世界的に見れば、無神論者の方が少数派であり異常な価値観として見られる傾向もある。
欧米では、ボランティアなども、人格としての評価を求める傾向があるのをご存知であろうか。
日本では、テストの点数主義であり、目に見える点数のみに価値を置く傾向が高く、目に見えない心の姿に価値を置く傾向が弱い。
「スピリチュアル」を否定する日本人、「スピリチュアル」から見て現れるのも当然であり、ここに意識が目覚めない限り、精神的な意味で子供の中、世界から取り残される人々も現れやすくなるであろう。
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